こんにちは。みぞれです!
1歳8ヶ月頃からジワジワとはじまった息子のイヤイヤ期。
はじめは「これが噂に聞くイヤイヤ期か。なんだ、こんなもんか~かわいいな~」なんて思っていました。
まずは否定せずに受け止める、共感する、選択肢を与える、できる限り自分でやらせてあげる…ネットで書かれているようなあらゆる対策方法をひっさげてなんとか対応してきました。
そのうち落ち着いてくるだろう。
きっといまがピークだろう。
そう思っていたのに、なんということでしょう。どんどん手ごわくなってくる一方です。
息子は語彙の発達が早かったため、1歳半時点でかなりの意思疎通ができていました。
イヤイヤ期って言葉が未熟で何が嫌なのかを伝えられなくてなるもんだと思っていましたが、どうやらそうではないらしい。
イヤイヤ期というか、最近の息子には「わがまま」という言葉がぴったり。
朝起きてまず最初に「おやつたべるの!」と言い出す。
「朝ごはん食べたらにしようね!」というと癇癪。ヤダヤダヤダ!おやつたべるのぉ!
優しく諭そうが、朝食を大好きな納豆にしようが、代わりの提案をいくつかしようが、もうこうなると話を聞いていないのでなにしてもだめ。
お散歩に行っても、絶対に手を繋がない。どんどん勝手に走っていく息子。
0歳の娘を抱っこしているため全く追いつかないわたし。
「これはもう事故るのも時間の問題だわ…」
なんてことが頭をよぎり、もうこちらは半分諦め。
家にいれば下の子を叩いたり、ほっぺたつねったり、乗っかったり。
やっと自分で動き回れるようになった下の子を執拗にいじめる始末。
イヤイヤ期は自我の芽生え、大切な時期だというのはよーくわかるけれど、毎日毎日こんなんだと本当にお手上げ状態。
まだ思考と言葉がきちんと結びついていない3歳児
息子のイヤイヤ期に関する積もり積もった悩みを、久々に子育て支援者さんに相談してみました。第三者に(しかもプロに)相談して、なるほどなと思うことが多々あったので備忘録として残しておきたいなと思います。
まずは、口が達者に見えても、色々考えながら話すのはこれからだということ。
そしてまだ2歳~3歳くらいのうちは、遊んでいたり何かを考えているときに大人に言葉をかけられても、返事をしようとすると思考が途切れてしまうらしい。
《わざと無視しているのではなく、集中しているからお話が出来ないだけ》
「わざと無視しているわけではない」と聞いたとき、少し安心した気がします。てっきり、悪知恵がついてわざと無視しているんだと思っていたから。
ただ本当に悪気はなく、キャパがいっぱいいっぱいで返事をしないだけだとわかったら、こちらももう少し良きタイミングを見計らって声を掛けようと反省しました。
もう一つは、「本当に気持ちを言葉で表現できるようになるのは4歳以降」だそうです。
すっかりお喋りが上手で忘れがちだけど、息子は言葉を覚えてまだ1年目の超初心者。
ちゃんとお喋りしているようでも、基本は大人の真似をしたり、聞いたことを繰り返しているようなところが多いんだとか。
イヤイヤのスイッチを避ける工夫をする
「ココに行くと、お菓子が買ってもらえる」
「泣いて騒いだら買ってもらえる」
そういう間違ったことを一度学んでしまうと、それを正すのはなかなか至難。
そのため、イヤイヤスイッチの入る場所や物事を避けて通れるならば避ける、目に入れないのが得策。
スーパーのお菓子コーナーでお菓子を買ってあげるまで騒ぐなら、そこを通らないとか、ドーナツ屋さんを見るとドーナツが食べたいと騒ぐとか、なにかしらのスイッチが原因になっている可能性があります。
避けられない場合は仕方がないけれど、避けられるようならばできるかぎり見せないようにすると、お互いにストレスを最小限にできるかもしれません。
また、子供は親の態度や声のトーンで本当にだめなのか、もう一押しでいけるのかを判断しているそうです。そのため、本当にダメな時には毅然とした態度をとるのも大切。
外で癇癪を起したら抱きかかえてその場を去ったり、それができない場合は泣き疲れるまで見守り、泣き疲れたころにふと違ったことに意識をそらすようにするのもおすすめです。
自尊心を満たすため「2択を用意する」
ごはんやトイレ、決まっているお出かけの予定などでどうしても時間通りにやらなければいけない時ってありますよね。
「ごはん食べる?」「おしっこでる?」「おでかけする?」
と聞くとほぼほぼ100%「食べない」「でない!」「いかない!」と言われます。
そのため《絶対にやらなければいけないことに対しての選択肢は与えない》ことがコツ。
ごはんだよ!「ふりかけごはんにする?おにぎりにする?」
おでかけするよ!「くつしたはどっちにする?」「ベビーカーでいく?あんよする?」
のように可能な範囲の選択肢を与えることでも、子供は意見を聞いてもらえて自尊心が満たされた気持ちになるそうです。
もちろん本人のリズムに合わせてあげることも大切ですが、決められた時間や大人の都合だって大切。
そういう時、こういったちょっとした声掛けの仕方でも変わってくるのかなと思います。
ときには割り切ることも大切
わたしももう散々あれこれ試しながら1年以上イヤイヤ期に翻弄されていますが、上手くいく日もあればなにをしても全くダメな日もあります。
最初の頃は言葉が伝わらない中でのイヤイヤ期だったのが、だんだん言葉も覚えて知恵をつけ、どんどん手ごわくなっている感じ。
いつまで続くんだろうな~と途方に暮れてしまいますが、よほど危ないことをしていたり、危ない場所でひっくり返って泣いたり、人に迷惑をかけていない限りは多少泣かせておいてもいいのかなとおもいます。
多少お菓子をボロボロこぼしても、まぁ掃除機かければいっか。
ジュースこぼしたら拭けばいいや、一緒に拭こう。
電車、30分くらい見たら気が済むかな。
時間に余裕がある時には、できる限り子供のやりたいことを優先して、子供の「やりたい」という気持ちを応援してあげようと思います。
我が家は2歳差なので、息子のイヤイヤ期が終わったころ続けて娘のイヤイヤ期が始まる感じでしょうか…(遠い目)