こんにちは。カリスマずぼら主婦のみぞれです。
いよいよ暖かくなってきて、アウトドアのハイシーズンに突入しようとしています。
本格的なキャンプはもちろん、ピクニックや公園遊びなどのちょっとしたお出かけでも気を付けたいのが蚊やダニなどの害虫。
今回は赤ちゃんに安心して使ってあげられる虫よけ製品はどれなのか、おススメをまとめてみました!
虫除け「ディート」ってなに?危険って本当?
「ディート」は日本やほかの多くの国で使用されている虫除けの化学成分です。
主に「蚊」をよけるために使用されますが、実はイエダニ・マダニ・ブヨ・アブ・ノミ など多くの虫避けに効果があるのがポイントです。
ディートはアメリカ軍が虫除けのために開発したものなのですが、安全性に関してアメリカ疾病対策センターでは「使用上の注意に従って使用した場合、子供に重度な副作用の報告はありません」との見解を示しています。
また、日本でもラットを使った実験から妊婦さんへの影響なども研究されているものの神経系への毒性などは認められなかったとのこと。
つまり、ディートは使用上の注意さえ守っていれば、安全性は高いということです。決して危険なものではありません。
ディートを安全に使うためには?
厚生労働省HPに、ディートの使用に関する注意点の記載があります。こちらを参考にしましょう。
○ 漫然な使用を避け、蚊、ブユ(ブヨ)等が多い戸外での使用等、必要な場合にのみ使用すること。 ○ 小児(12歳未満)に使用させる場合には、保護者等の指導監督の下で、以下の回数を目安に使用すること。なお、顔には使用しないこと。
・ 6か月未満の乳児には使用しないこと。 ・ 6か月以上2歳未満は、1日1回 ・ 2歳以上12歳未満は、1日1~3回 ○ 目に入ったり、飲んだり、なめたり、吸い込んだりすることがないようにし、塗布した手で目をこすらないこと。万一目に入った場合には、すぐに大量の水又はぬるま湯でよく洗い流すこと。また、具合が悪くなる等の症状が現れた場合には、直ちに、本剤にエタノールとディートが含まれていることを医師に告げて診療を受けること。
ここで注意したいのは、「生後6か月未満の子供には使えない」ということです。
この点を踏まえて使用するのであれば、目に入ったり、飲んだり舐めたり吸い込んだりしなければ特に神経質になりすぎる必要はないかと思います。
ディートの虫よけを塗るときのコツ
◎1回の使用で効果の持続は約90分。長時間の場合は蚊取り線香などを併用。
◎月齢が低いとうっかり口に入ってしまうことも!手や顔周りには使用しない。
◎スプレーは直接噴射せず、親の手に一度付けてから塗ってあげる。
いくら安全性が高いとはいえ、むやみやたらに口に入ってしまうことを避けるため、以上のような使い方をおススメします。
使用後はできるだけ洗ってあげたりふき取ったりすることでより安全に使用することができます。
拭くタイプの虫除けなら低月齢でも使いやすい
それならばウエットティッシュのように拭くタイプのほうが簡単に安全に使用しやすいのでおススメです。
まとめ
ディートはこれまでに50年ほど、日本やアメリカ、そのほかの国でも重たい副作用などなく使用されてきています。
ところが近年「ディート不使用」を謳った商品が目立つようになったことで
「え、ディートって怖い成分なの??」なんて誤解を生みやすくなってきています。(なぜだか検索しても、ディートは危険だと煽るような記事も多くでてきているようです)
ディートははっきりと蚊やダニなどの害虫避けの効果が証明されている成分であり、
使用上の注意を守って使うことで危険な虫から子供を守ることのできる心強いアイテムだということをしっかりと理解して、必要に応じて正しく使っていきましょう。