離乳食期~幼児食期は手掴み食べや好き嫌いなど、子供の「食」のことに関してはなかなか心配事が多い時期ですよね。
わたしもズボラといいつつ、「子供の食」に関してはなかなか割り切れず、子供がごはんを食べてくれずに悩んだり苦労することが多くありました。
調理方や献立、食べさせ方などあれこれ試してきましたが、結局息子の場合は食事の時に「気持ちを盛り上げてあげる」ことが一番効果がありました。笑
そんな「子供の気持ちを盛り上げる」ための方法のひとつが絵本でした。
絵本をきっかけに「食べることって楽しい!」「お!この食べ物、知ってるぞ!」「あの絵本と一緒だ!」
と、息子の食事へのモチベーションをアップさせるのに一役も二役も買ってくれた、おすすめの絵本を年齢別に紹介していきたいと思います♪
0歳児向けの「たべもの」絵本
「やさい くだもの」(ダイソー)
税込み110円とは思えないハイクオリティのダイソーの「あかちゃんえほん」シリーズ④「やさいくだもの」は、目を引くカラフルな色づかいとシンプルで可愛いイラストが赤ちゃんにもわかりやすくなっています。
離乳食でもおなじみで、比較的早い段階で与えることの多い かぼちゃ、りんご、きゅうり、いちご、ぶどう、じゃがいも、なす、バナナなどの食べ物が登場するのも嬉しいポイント!
「さくさくりんご」「ごつごつかぼちゃ」のようにリズムのいい言葉も赤ちゃんが聞きやすいので、小さいうちから楽しめる一冊だと思います。
「はらぺこあおむし」(エリックカール)
息子には0歳児から読み聞かせていた「はらぺこあおむし」。いわずと知れた名作ですね!
可愛いアオムシがお腹を空かせていろんなものを食べて、成長して蝶になる。シンプルでわかりやすく、食べることの大切さが伝わる絵本です。
カラフルではっきりとした色遣いは赤ちゃんにも認識しやすいので0歳のおススメにしましたが、内容的にも1歳、2歳、3歳になってもずっと読み続けられる絵本です。ボードブックなので分厚く、破けにくいのも嬉しいですね♪
1歳児向けの「たべもの」絵本
「やさいさん」(tupera tupera)
畑にやってきました。「やさいさん やさいさん だあれ??」「すっぽーん!」
と、縦に広がる仕掛けをめくるとにんじんやじゃがいも、ごぼうなどの「やさいさん」が土から飛び出す楽しい絵本です。
すっぽーんと登場するやさいさんのダイナミックな描写と、繰り返しのかくれんぼ遊びを通して野菜への親しみが沸くので、野菜好きになるきっかけになるかも…?
「おべんとうバス」(真珠まりこ)
おべんとうのおかずのハンバーグくんやエビフライちゃん、おにぎりさんたちがバスに乗っていく簡単なストーリーになっています。
バスが題材ですが、食育にもつながる内容なので乗り物好きの子には特におススメです。
「しろくまちゃんのホットケーキ」(わかやまけん)
誕生から40年以上も愛され続けるロングセラー絵本。かわいいしろくまちゃんがホットケーキを作って、おともだちと一緒に食べるお話です。
まるくてフワフワのホットケーキを作るしろくまちゃんの姿や、ホットケーキが焼けていく過程の「ぽたあん」「どろどろ」「ぴちぴち」「ぷつぷつ」の擬音も子供は大喜び。
ホットケーキって、バナナを入れたり、すりおろしたにんじん、かぼちゃフレーク、ほうれん草なんかを混ぜたりしてかなりアレンジが効くので、好きになってくれると助かりますよね!
「くだもの」(平山和子)
とにかく絵がリアルで、ほんものの果物のようなみずみずしさ!
最初は子供よりも大人が好きな絵本だな~と思いましたが、1歳半頃からは息子もこの絵本の楽しさに気づき始めたようです。笑
りんごやスイカ、もも、ぶどうなど子供の大好きな果物を、まるごとの状態と、カットされたり食べる直前の状態の両方で描いているのも食育的にはポイントが高いなと思いました。