子育てコラム

なぜ「無香料」を選ぶべきなの?合成香料が赤ちゃんに与える影響って?

みぞれ
みぞれ
こんにちは。みぞれです!

みなさんは、赤ちゃんのベビーソープや保湿クリーム、洗剤などを選ぶときに「香料入り」と「無香料」のどちらを選びますか?

おそらく多くの方が「無香料」のほうが安心・安全だと思いますよね。

では香料には具体的にどんな影響があるのでしょうか?なんとなく避けているという方も、すでにご存知の方も、改めて香料についてかんがえてみませんか?

今回は香料が赤ちゃんや子供に与える可能性のある影響についてまとめていきたいと思います。

そもそも「香料」ってなに?

成分表示をみると「香料」という表示をよくみかけますが、これはほとんどの場合で「合成香料」のことです。合成香料というのは、化学的な方法で作られた化学物質の一種です。

合成香料には非常に多くの種類があり、多くの材料を合わせて、調合の仕方や化学反応も様々にあり無限に作ることができます。化粧品用途のものだけでも4000種類以上になるともいわれています。

しかし情報開示義務がないため、消費者が詳細な原料や製造方法を知ることはありませんし、その多くは企業秘密とされています。

香料には食品に添加される「フレーバー」と衣類用洗剤や化粧品などに使われる「フレグランス」があり、どちらも香料と呼ばれますが2つは別のものです。

安全性は?赤ちゃんに害はある?

合成香料の安全性に関しては、しっかりと確認されているものもありますがすべてが確認されているかどうかは定かではありません。

また、体内で他のものと合わさったときに危険な化学反応が起こる可能性は考慮されていません。さらには空気などに反応し有害な作用を生み出すこともあるといいます。

ただちに影響はなくとも毎日少しずつ吸い込み、体内に蓄積されていくことでなんらかのアレルギー反応などが起こる可能性も否定できません。

また、香料の中には喘息を誘発・悪化させるものや神経系に影響を与えるもの、さらには発がん性を疑われるものまであるのです。

とくに人工ムスクの香りは脳内で残留しやすく代謝が遅いうえ、ホルモンの働きを阻害する作用があり、なんと胎盤を通して胎児に移行することが確認されています。そして人の脂肪や母乳からも検出されたというのです。

検知されたのは問題にならない量だといわれていますが、このように自然に分解されにくい成分であることは懸念されています。

また、大人にとってはいい香りかもしれませんが乳幼児は自分の母親の母乳をかぎ分けるともいわれているほど嗅覚の感受性が強いため、人工的に作られた香りの強すぎる香料は決して心地のいいものではないでしょう。

まだわからないことも多い「合成香料」の影響ですが、完全に無害とは言い難い、極めて不透明な成分なのです。

みぞれ
みぞれ
直接お肌に触れる成分が健康被害を及ぼす可能性があるならば、ましてや赤ちゃんにしようするならばできる限り避けたいなと思いますよね。

参考:香料の健康被害

 自然由来の香料も存在するけれど

ここまで紹介してきたのは「合成香料」のお話ですが、香料には自然由来の「天然香料」というものもあります。

「合成香料」と比べて比較的安全性が高い分、価格も高くなっています。

しかし、天然だから絶対に安全というわけではありません。スギやヒノキのように植物でもアレルゲンになりうるものがあるのと同様、自然由来の香料でもアレルギー反応を起こすことがあります。

香料に対して独自の規制を設けているEUでは「化粧品と非食品に関する化学委員会」が1999年の報告書で24種の合成香料と2種の天然香料が皮膚アレルギーを起こすとし、具体的な成分名の明記と含有量の規制をしています。

比べて日本は香料に対する規制が甘く、EUで規制されているこの26種の香料も多くの商品で今も表記や含有量の規制をされずに使われています。

最近では香料に対する知識を持つ人が徐々に増え始め、国内でもこの不透明な香料問題が徐々に広まりつつあります。

完全に排除するのは不可能だけど…

日本では香料についての表示義務がないように、消費者からするとあまりにも不透明です。

そして現状多くの製品に対してに使用されているため、完全に香料を避けて生活をするのは不可能といってもいいでしょう。

 

これまで「香料リストは企業営業秘密」として政府に認められていたアメリカでは、近年多くの企業が香料の詳細な成分リストをHP上で開示する動きが出てきているようです。

このように企業が成分の透明化方針にシフトしていくことで消費者は自身や家族にとって安全な選択をするようになり、次第に世間から有害な香料は追放されていくのではないかと思いますが、残念ながら日本は欧米やヨーロッパ諸国に比べてかなり遅れています。

まだまだ国内ではたくさんの製品に「謎の香料」が使用されているわけですが、この危険性や害になる可能性を理解しているだけでも「香料入り」「無香料」の選択肢があったときにどちらを選ぶべきかの判断材料になります。

 

とはいえ過剰に怖がって避けるのはストレスになりますし、頑張りすぎて苦しくなってしまいます。「できるだけ入っていないものを選ぶ」など、日常の中でちょっと意識しながら過ごすだけでも違ってくるんじゃないかなと思います。

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みぞれ
みぞれ
2歳の息子と0歳の娘を育てています。 美容師をしていましたが、出産を機に専業主婦に。 子供が小さいので常に余裕がなく、いかにして家事の手を抜くかが課題。 産後ダイエットもぼちぼちはじめました。