こんにちは、みぞれです!
ついに!念願の大井川鐡道のきかんしゃトーマス号に乗ってきました。
そしてせっかくならバスのバーティーにも乗りたい!ということで大鉄観光サービスのフレンドツアーに参加することに。
そんな3歳と1歳の子供たちを連れての大井川トーマス体験記。トーマスに会いに行ってみたい!という方の参考になればと思い、実際に行ってみて分かったことや反省点、注意点などをこのブログに記録したいなと思います。
フレンドツアーの集合時間は早い!前泊がおすすめ
今回参加した「バスのバーティーとトーマス号に乗ろう」プランは、
新金谷駅に9:15分集合➡トーマスの整備工場見学➡10:10バスのバーティーに乗車➡11:52千頭駅到着~トーマスフェア会場自由見学&昼食➡14:10トーマスに乗車➡15:27新金谷駅に到着
という日程でした。新金谷駅までは車で行くとして、休憩なしでも我が家から3時間かかるため、前泊することに。
新金谷駅周辺には宿泊施設はほとんどなく、車で30分ほど離れた、SLが見える宿「川根温泉ホテル」に宿泊することにしました。
そしてトーマス乗車前日には日本唯一のアプト式列車に乗って秘境駅と言われている「奥大井湖上駅」にも行ってみることに。
結果、前泊して余裕を持つはずがモリモリのスケジュールになってしまったわけですが、こちらもまさに絶景!とても素敵でした…!
トーマス乗車当日、朝9時に新金谷駅に到着!
当日朝、宿泊した川根温泉ホテルから車を走らせ約30分。9時頃に集合場所の新金谷駅に到着。
新金谷駅には蒸気機関車やトーマス、バーティーが待機していて、大興奮!
ツアーの受付完了後にツアーのパンフレット、参加者バッジと限定ノベルティを受け取り、バーティー乗車時間の10:10まではトーマス整備工場を見学したり、子供達のおむつ替えをしたり、飲み物を買って待機しました。
トーマス整備工場は通常入場に500円かかりますが、この分もツアー代金に含まれているためバッジを見せて入場できました
- 新金谷駅前には授乳室・オムツ替えスペース有り
- コンビニは一番近いところで約300m(徒歩5分ほど)
- 飲み物は自動販売機や駅前のプラザロコという大きな売店で買える
- 軽食やおやつなどは事前に準備しておいたほうがいい!
頂いたノベルティはこんな感じ⇩
オリジナルポーチ2種類と、ウェットティッシュ、お茶のティーバッグ、オリジナル缶バッジ。
いざ、バーティーに乗車!
トーマス整備工場の見学をしても時間を持て余してしまい、子供達がぐずぐずしていたところようやく乗車開始時間に。笑
バスのバーティー内では水分補給とおやつの飲食はOKでした。(お弁当などの食事はNGだそうです)
新金谷駅を出発した後は、トーマスと競争しながら千頭駅を目指すことになるのですが、トーマスが見えるタイミングはちょこちょこある感じ。
線路と並走するポイントになるとガイドさんが見える方向を教えてくれます。
途中でガイドさんから、乗車記念のプレゼントとして子供たちだけにアクリルキーホルダーが配られました。こちらは非売品。可愛い!大人にも下さい!
乗車時間が約1時間半と長いので、ガイドさんが合間にトーマスクイズを出してくれたり、トーマスとバーティーの短いお話のDVDをみせてくれました。
バスの車内はトーマス仕様で可愛くデコレーションされていて、シルエットクイズなどの仕掛けも施されていました。
窓の外にトーマスが見えると、子供達大喜び。トーマス号に乗車している乗客の皆さんもこちらに向かって手を振ってくれます。
千頭に向かう道中、前半は進行方向右側に、後半は左側にトーマスが見えることが多かったです。
千頭駅到着!トーマスフェアは見どころだらけ!
わたしたちが乗っていたバーティーはトーマスよりもわずかに早く千頭駅にゴールしました。
千頭駅ではトーマスフェアというイベントが行われていて、トーマスの仲間たちが待っていました。
ラスティーの遊覧貨車、ウィンストンのレールライド、ミニSL、バッテリーカーなどの乗れる系アトラクションや、トーマス号の転車、ヒロとパーシーの運転台見学など見どころがたくさん!
スタンプラリーもありましたが、余裕がなくて参加できず…!スタンプを集めると、オリジナルシールがもらえたようです。
昼食はツアーでは用意されていないため、各自取ることになります。
トーマスフェア内の売店や、千頭駅前のお蕎麦屋さん、移動販売車などで購入することが出来ます。
千頭駅ではトーマス乗車まで約2時間の自由時間がありますが、お昼を食べる時間、おむつを替える時間、各アトラクションや記念撮影で順番待ちで並ぶ時間、そしてなによりも広い会場内の移動時間を考えると圧倒的に時間が足りない…!
トーマスの仲間たちとの記念撮影の順番待ちとまさかのタイミングでのウンチ(笑)によって時間がなくなり、息子が乗りたがっていたミニSLは断念しました。
しかし憧れの転車トーマスはばっちり見ることができました!
転車するトーマスが見られるのは、新金谷駅から到着したトーマスが方向転換をするタイミングで、この日は12:20くらいからでした。
トーマスフェア限定のカフェメニューなんかもあったりして、インスタ映えしそうだな~そういうのも楽しみたいな~と思っていましたが時間が足りずに泣く泣く諦めました。
千頭駅のトーマスショップで売られていたお土産のラインナップは新金谷駅とほとんど変わらなかったと思います。(新金谷駅のプラザロコのほうが広くて商品数が多いです)
帰りも1時間以上乗りっぱなし。車内販売で飲み物やお弁当を購入することができますが、必要なものやおむつ替え、授乳は乗車前に余裕をもって済ませておきましょう。
トイレは客車内にもあるので、いざとなったらこちらが利用できます(古い客車なのでおむつ替えはできません)
- 千頭駅には4か所の授乳室とおむつ替え場所有り
- 食べ物は困らないくらい、いろいろ売ってる
- 買った食べ物やお弁当は室内冷房有の無料休憩所か外ベンチで食べられる
- アトラクションは優先順位を決めておくのがおススメ!
トーマス号に乗車して千頭駅へ
トーマス号に乗車して、千頭駅に向かいます。
座席はボックスシートになっていて、グループごとに向かい合わせで座ります。シートがトーマス仕様なのが可愛い!
蒸気機関車に乗るのははじめてで、発車時のガタンという揺れに驚きました。
行きのバーティーでは終始バスガイドさんがお話しながら、並走のタイミングを教えてくれたりしたのでそれを楽しみながら乗っていましたが、トーマス号内では時々トーマスの声でアナウンスがあるものの、走行音にかき消されてほとんど聞こえず。笑
車内では疲れた子供達(とパパ)7割ほどが眠ってしまっていました。
往路のバーティーからはトーマスがよく見えましたが、トーマスの6号車(後ろから2番目の客車)に乗っていた私たちからは並走するバーティーはあまり見えず。
遠くに何度か見えるタイミングがありましたが、バーティー側はトーマスの本体に合わせて走るので、後ろのほうにいるわたしたちからはみえなかったのかもしれません。
それでも大井川鐡道沿線の山や川、のどかな田舎の風景と、車窓から入ってくる爽やかな風、蒸気機関車のすすけた煙の臭い、車輪から伝わる振動などを感じながら、鉄道の歴史に思いをはせ、非日常を味わうことが出来ました。
車内に冷房はなく、扇風機だけが回っています。
夏場なので停車中は暑いのですが、窓を開けていれば列車の走行中は風が気持ちいいです。(ただし煙も入ってきます。笑)
我が家のパパと娘も熟睡していましたが、息子は鉄道が大好きなので、千頭に到着するまでずっと真剣に窓の外を眺めていました。
トーマス号に乗っていると、沿線から多くの人が手を振っているのが見えます。
車でトーマスを追いかけるように走行している人、線路沿いで三脚を立ててカメラを構える人、三輪車でお散歩中の親子、川遊びをしている家族。
わたしたちが宿泊した川根温泉ホテルからは特に多くの人が手を振っていました。
お部屋のバルコニーや、露天風呂、ホテルの前の川岸からもたくさんの人たちが手を振っている風景に、なんだか感動しました。
トーマス号内の車内販売では、車内販売限定のお菓子と、ゼンマイ駆動のトーマスのおもちゃが売られていました。
乗った人にしか買えないという特別感と実演販売に釣られて購入。笑
新金谷駅到着。プラザロコでお土産を買って帰路へ
新金谷駅へ到着し、乗っていた人たちはみんな駅前のお土産やさん「プラザロコ」へ吸い込まれていきます。
コロナ禍なので密を避けたいなと思い、外のベンチで時間をつぶして、人が減ってきたころにお土産を見ることにしました。
大井川鐡道限定の商品も多くて、全部欲しくなります。
わたしはミニタオルセットとポストカード、両親に缶入りのお菓子を購入したのですが、帰ってきてから限定のトイレットペーパーも買えばよかったな…と後悔しました。
トーマス達の絵柄のトイレットペーパーは大井川鐡道限定で、お菓子と違って賞味期限もないし、ちょうどトイトレ中のいとこ達やお友達へのお土産にしたら喜ばれただろうなあ…
乗車している時間が長いので、準備をしっかりと!
今回はバーティーとトーマス号に乗りましたが、どちらも1時間以上乗りっぱなしになります。
特に小さな子供がいる場合は、飽き対策やおむつ替えはできるときにしておくなど、しっかりと準備しておくことが必要かなと思いました。
また、ツアーに参加した場合は朝早くから夕方までがっつり拘束されるためなかなかのハードスケジュールになります。
遠方からの参加の場合は、前泊や、可能であれば参加当日も近くで宿泊するなどして時間と心に余裕を持っておくことを強くおすすめします!
やはり子連れだと思いがけずに出発に時間がかかってしまったり、スケジュールどおりにというのはなかなか大変ですが、今回このツアーに参加して特別な経験ができたこと、とてもいい思い出になりました◎
ただしトーマスもバーティーも、乗ってしまうと当然お顔が見えないので、小さな子だと外から見ているほうが楽しかったりするかも…?
沿線からトーマスを見たり、千頭駅のトーマスフェアに参加するだけでも十分楽しめるんじゃないかなと思います。
トーマス号に乗車するとなるとどうしても時間の制限が増えてしまうので、小さな子ども連れの場合は乗車にこだわらず、のんびりゆったり楽しむのもアリではないでしょうか。
「大井川で逢いましょう」というHPではトーマスの撮影スポットや通過時間なども紹介されているので、見るだけでいいかな!という方はぜひ参考にしてみてくださいね♪