子育てコラム

生後6ヶ月以降は「鉄不足」に気を付けて!赤ちゃんが陥りやすい「鉄欠乏性貧血」って?症状や予防と対策まとめ

こんにちは。カリスマずぼら主婦のhanacoです。

「鉄不足」「貧血」というと、なんとなく女性に起こりがちなトラブルというイメージですよね。ところが実は、離乳食期の赤ちゃんにも起こりやすい身近なトラブルなんです!

そんな「赤ちゃんの貧血」の症状、予防や対策などについてまとめていきます。

ママはもちろん、これからママになる方もぜひ知っておきたいお話です。

赤ちゃんがなりやすい「鉄欠乏性貧血」って?

生まれたばかりの赤ちゃんは、胎内にいるうちにお母さんからもらった鉄分「貯蔵鉄」というものを持って生まれてきます。

この母体由来の「貯蔵鉄」は生後6ヶ月ごろになるとほぼなくなり、その後は離乳食などから鉄分を補う必要があります。ミルクや母乳に含まれる鉄分は実は少なく、授乳のみでは赤ちゃんに必要な鉄分を補うことはできません。さらにいうと、鉄欠乏は1歳前後まで母乳中心の食事内容で育った子供に特に多いそうです。

もともと母乳にも鉄は含まれますが、子供の成長に合わせて徐々に母乳の分泌は減っていきます。単純に母乳が減れば、そこから摂取できる鉄も減ることになりますから、こういった理由からだそうです。

そのため、食事からの鉄分の摂取が不十分だと容易に鉄欠乏状態になり、これが重度になると「鉄欠乏性貧血」と診断されます。

特に偏食などで十分に鉄分を摂れていない赤ちゃんは、9〜10ヶ月の検診で貧血を発症していたということも多いそうです。

また、2歳以下の子供の鉄の欠乏状態が3か月以上続くことで運動能力の発達、認知能力の発達、社会性や情緒の発達に影響が出るといわれています

赤ちゃんの貧血の症状

赤ちゃんの鉄欠乏が起こっている場合、以下のような症状がでることがあります。

・顔がいつも蒼白い、目の下にくぼみやクマができている

・元気がない、周囲に無関心

・不機嫌、わずかな刺激で泣いてしまう

・夜泣きをする

・落ち着きがない

大人の場合、貧血によりフラついたり、動機、息切れなどの症状が起こります。

しかし赤ちゃんはこのような不調を訴えることができません。熱があっても一見元気に遊んでしまうように貧血でも表立ってわかりやすい症状がでにくいとされ、親や小児科医でも見落としやすいといわれています。

しかし貧血によって体中に酸素を送る機能が低下したまま活動することは、赤ちゃんの体にとってとても負担がかかりますし、脳などの発育が盛んな乳児期に鉄欠乏状態に陥ることは発達の遅れを招くと考えられています。

また、酸素不足の状態で赤ちゃんが大泣きをすると稀に痙攣を起こすことがありこれを「憤怒痙攣」といいます。

成長期の赤ちゃんにとって「貧血」は発達を阻害する恐れがあることから、予防や早めに気づき、対策をとることがとても大切です。

 

赤ちゃんの貧血の予防や対策

鉄分を意識した食事

鉄分は、意識して摂取していかないと不足しやすい栄養素です。

鉄分の多く含まれる食材を知ることで、毎日の離乳食やおやつから上手に鉄を補うようにしましょう。

積極的に取り入れたい食材としては特に牛のヒレやモモなどの赤身の肉、カツオやマグロなどの赤身の魚、レバーなどに含まれる鉄は吸収しやすいのでおススメです。

ちなみに昔から「ひじきには鉄分が豊富」といわれていましたが、現在は製造方法の変化により鉄分はあまり多く含まれていないそうですから注意してください。(鉄分は多くないものの、以外にも離乳食に嬉しい栄養はたっぷり含まれていますよ!)

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鉄を補充したベビーフードやおやつを取り入れる

ベビーフードやおやつの中には、鉄を添加したものもあります。

海外では生後6ヶ月からのベビーフードに鉄の補充が推奨されているそうです。

レバーなどの下処理に手間のかかる食材から鉄分を補う場合、ベビーフードを上手に取り入れることでママの負担も減らし、無理なく赤ちゃんの貧血予防をすることができます。しかし注意したいのは、フリーズドライやお湯で溶くタイプのレバーには鉄はほとんど含まれていないという点です。

市販のおやつやベビーフードで鉄を多く含む商品を別記事でまとめていますので、こちらも参考にしてみてくださいね⇩

【BFのレバーで鉄分は補えない!】市販のベビーフードやおやつで「鉄」を補給できるおすすめ商品まとめ毎日の食事では不足しがちですが、離乳食期の赤ちゃんにとって大切な栄養素「鉄」。 レバーなどに多く含まれますが、調理を手間に感じたり...

また、離乳食が思うように進まない場合、9ヵ月以降であれば鉄分の多いフォローアップミルクを活用するという手もあります。フォローアップミルクは必須ではありませんが、不足しがちな栄養素を補うという点ではおススメです。

 

鉄の鍋や、「鉄玉子」などの調理器具を使用する

さきほどちらっと登場した「ひじき」の鉄分の含有量が減ったというお話につながるのですが、この理由はひじきを鉄の鍋で茹でていたときは鉄分が多く含まれていたけれど、現在はステンレス鍋が使われているため鉄の含有量がぐっと減ったといわれています。ステンレス鍋と比べて、鉄の鍋で茹でたひじきの鉄分はなんと約9倍も多いそうです。

このように、鉄の調理器具を使用することで鉄分を補給するという方法もあります。

さらに鉄鍋などから溶出する鉄は吸収しやすい「二価鉄」で、貧血改善にも有効だそうです。

また、普段使っているステンレス製のお鍋に入れて調理するだけで鉄分が溶けだし、鉄鍋のような効果を得られるという「鉄玉子」もおすすめです。

「鉄玉子」は岩手県で作られている南部鉄器を玉子型にしたもので、鉄鍋よりも価格がお手頃なうえに手入れもしやすいので忙しいママでも取り入れやすいかと思います。

 

⇩キティちゃん、ドラえもん、スヌーピー、くまのがっこうなどの可愛いキャラクター型の鉄玉子もあります。

赤ちゃんは体調不良や症状を訴えることができませんから、大人が知らない間に鉄欠乏によるしんどさを感じているかもしれません。

しかし好き嫌いや偏食の多い離乳期の赤ちゃんにとって、食事から十分な鉄を補うことは難しいことです。意識的に鉄分を摂取するようにしなければ、容易に鉄不足に陥りやすいということをママが知っておくことはとても大切ですが、嫌がる赤ちゃんに無理やり食べるよう強要することは「食事=楽しくない」というイメージにつながってしまうため、無理せずに、子供のペースに合わせてあげるようにしましょうね!

離乳食期に必要な栄養素は鉄だけではありません。いろいろな食材を摂り、バランスよく栄養を摂ることやたくさんの味を知ることも離乳食の大切な役割です。

神経質になりすぎる必要はないと思いますが、毎日の離乳食づくりのなかでちょっとだけ「鉄」を意識してあげるだけでも赤ちゃんの貧血の予防につながるのではないでしょうか。

hanaco
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ちなみに現在10ヵ月の息子は最近バナナとベビーダノンしか食べません(白目)

市販のベビーフードやおやつでも多くの鉄を含んでいるものがあるので、そういったものを上手に取り入れながらママも赤ちゃんも無理せずに貧血予防ができたらいいですね!

【BFのレバーで鉄分は補えない!】市販のベビーフードやおやつで「鉄」を補給できるおすすめ商品まとめ毎日の食事では不足しがちですが、離乳食期の赤ちゃんにとって大切な栄養素「鉄」。 レバーなどに多く含まれますが、調理を手間に感じたり...
hanaco
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どうしても心配な場合、かかりつけの小児科医や栄養士さんに相談してみるのもおすすめですよ!
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