現在息子は1歳5ヵ月ですが、午前中のおやつタイムや、電車でのお出かけ時のグズリ対策にジュースを与えることが多々あります。
しかし幼児用ジュースはドラッグストアやスーパーでしか購入できないことが多く、コンビニなどで買える大人用の100%果汁ジュースでもいいのでは…?なんて思いはじめました。
今回は乳幼児用の果汁ジュースと大人用100%果汁ジュースの違いや選び方、乳幼児にジュースを与える際に気を付けたいポイントなどをまとめていきたいと思います!
乳幼児用ジュースと大人用ジュースの違いは?
主にドラッグストアやベビー用品店などで購入できる乳幼児・ベビー用の果汁ジュースは、和光堂やグリコ、ピジョンなどから販売されています。
「乳児用規格適用」って?
平成24年4月1日 厚生労働省より食品中の放射性物質の基準値として、1歳未満のお子さま対象の乳児用食品には一般食品より低い基準値が適用されました。(一般食品 100ベクレル/kg、 乳児用食品 50ベクレル/kg)
しかしながら商品によってはお客さまが乳児用食品の規格基準が適用される商品かどうかが判断できないことが想定され、それをわかりやすく示すことが義務付けられたのが「乳児用規格適用」「乳児用規格適用食品」などの表示です。
「乳児用規格適用」はお子さまに安心して与えることができるよう、放射性物質の基準値を満たした商品の証明です。
このような乳児向け商品では1歳未満の赤ちゃんを対象とした商品には一般商品よりも低い基準を設定することが義務づけられているんです。
大人用のジュースには多くの場合「着色料」「香料」使用
一般的に発売されている大人用の果汁ジュースは、果汁100%であっても香料や着色料を使用していることが多く、これらは子供に与えるものであればできれば避けたい添加物でもあります。
子供の味覚形成のために、香料は避けるのがベター
ジュースなどに含まれる香料は、本来ないはずの味を脳を錯覚させることで感じさせる働きをします。
離乳期・幼児期に口にするものは、子供の味覚形成にとって影響を与えます。この時期に香料を使用した強い味や香りに慣れてしまうと、素材本来の味を感じにくくなってしまうのです。
子供の味覚を守り、きちんとした味覚をつけさせるにはこの時期に「香料でごまかしていない」素材のもつ自然な甘み・酸味・苦味などのいろいろな味をたくさん体験させてあげることが大切です。
ジュースが特別虫歯になりやすいわけではない
「ジュースを飲むと虫歯になりやすい」というイメージがありますが、果汁100%であればお砂糖ははいっていないものが多く、さらっとしていて口腔内の停滞時間も短いため だらだら飲みなどをしなければ特別虫歯になりやすいものではありません。
もちろん甘いものを食べたり飲んだりに関わらず毎食後には歯磨きをすることは大切です!
香料不使用の「100%ジュース」を選ぶのがおススメ
「ジュースは正直与えたくない!」というママさんも多いと思います。それももちろんありだと思います。
しかし、発熱時や下痢の症状の出ている時など、食欲のない子供にも水分と一緒にすぐに吸収される糖分やビタミンを補給してあげることができたり
電車やバスなどのお出かけ時、おやつ代わりに、グズったときなどに重宝するというように、子育ての欠かせないアイテムとして取り入れているママさんもかなり多いと思います。
わたしも正直最初はジュースはあまりあげたくないな~と思っていましたが、今は「イライラするくらいならジュースやおやつを取り入れながらでも笑顔で子育てしよう」という考えになりました。
ジュースばかり与えすぎてお茶を飲まない、ジュースばかり欲しがる…というように偏った与え方さえしなければ、むしろ子供の苦手な「酸味」「苦味」などの味にも慣れさせるきっかけになり、味覚を広げるというメリットもあるように感じています。
また、市販のジュースでは野菜や果物の栄養はどうしても摂りきれません。
手間はかかりますが、野菜や果物の栄養素を余すことなく摂らせてあげたい!というママさんには低速ジューサーなどを利用してお家で手作りフルーツジュースを作ってみるのもおススメですよ◎